転職・キャリア

成功する看護師の転職方法(STEP4)最終回

成功する看護師の転職方法STEP1→STEP2→STEP3はご覧いただけましたか?

転職すると決意し、自分の求める条件に見合った転職先の候補は見つかったでしょうか?

また、自分が今までに培ってきたキャリアとスキルの振り返りはできましたか?

今回、成功する看護師の転職方法(STEP4)が最終回となります。

スケジュールの調整

最後に、転職にはスケジュールの調整が必要です。

応募先の決定から、書類の準備・応募、内定まで早い方では1ヶ月程で完結します。

私自身、2回転職をしていますが、2回とも3ヶ月程で内定まで完結しました。

転職活動において大切なことは、「この日・この時期までには内定をもらう」というように、

自ら期間を区切って進めることが重要です。

転職サイトを利用している方は、魅力的な条件の転職先が多々出てくると思います。

迷う気持ちは十分に分かりますが、

退職のタイミング・転職先の募集状況など踏まえると、転職は【早いもの勝ちです。】

魅力的な転職先は早々に募集人数に達する場合もありますし、現在の職場を退職する場合も、一度に何名も退職者を出すとなると、先に申し出た人からになります。

自分の求める条件に見合った転職先が見つかれば、勇気を出して応募することが重要です。

実際のスケジュールの調整

応募先の決定や、採用試験の対策に重点を置きがちですが、

転職活動では、現在、勤めている病院を退職することが必要です。

結論から言うと、転職先が決まってから退職を願い出ることは、就業規則の範囲内であれば全然問題ないです。むしろこちらの方がすんなり退職できます。

ここからは、私自身の体験談になりますが、

私は転職を決意してから、働きながら転職サイトに登録し専属のエージェントと相談しながら、病院見学などに参加し約1カ月で応募先が決定しました。

応募先が決定してから1週間程度で応募書類を作成し、応募しました。

面接が2週間後と決まり、

利用している転職サイトの専属のエージェントと面接の準備を始めていきました。

面接練習の甲斐があり、面接試験を終え約1週間後に無事、内定をいただく事ができました。

いざ、内定が決まって

退職するまでの流れ
  1. 就業規則を確認し、退職希望日とそれを伝える日を決める。
  2. 退職の意思・理由を直属の上司へ伝える。
  3. 病院と相談し正式な退職日を決める。
  4. 退職届を作成し上司へ提出する。

大まかな流れは上記のような感じです。

それでは一つずつ詳しく説明します。

就業規則を確認し、退職希望日とそれを伝える日を決める。

退職する場合、最初にすべきことは病院の就業規則の確認です。

法的には14日前までに退職の意思を示せば問題ないとされていますが、遅くとも退職希望日の1カ月前には申し出るのが一般的です。

ちなみに私は、転職を決意した時に上司へ言いました。

(ちなみに退職希望日の2カ月前です。)

そうすることで、この日までに転職する!という目標ができダラダラ転職活動をしなくて済みます。

退職の意思・理由を直属の上司へ伝える。

退職希望日が決まったら、まずは直属の上司へ退職の意思・理由を伝えます。

この時点では退職届を提出せずに、あくまで退職の意向を伝えるのみにしましょう。

師長→看護部長と面談に進むのが一般的です。

経験年数が若い人は、プリセプターにも報告しましょう!

病院と相談し正式な退職日を決める。

病院と相談しながら正式な退職日を決めます。

シフト調整などで職場に迷惑をかける場合もありますので、

最低でも1カ月以上先の日付を伝えるのが無難です。

退職届を作成し上司へ提出する。

正式な退職日が決まったら退職届を作成し、直属の上司へ提出します。基本的には看護部長に提出することが一般的です。

職場によっては退職届のフォーマットが決められている場合もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。

転職先が決まってないのに退職を希望するの?

私は、転職を決意した時に上司へ言いましたが、転職先が決まってないのに退職を希望するのは不安だ!と思う方は多いと思います。

しかし、そうすることで、この日までに転職する!という目標ができダラダラ転職活動をしなくて済みます。

もし、希望の転職先に採用されなくても大丈夫です。

ええ、生活できない・・そう思うますよね。

大丈夫です。皆さんは看護師です。

国家資格を持っています。

次の転職先が決まるまで、看護師として単発のアルバイトで稼げます。

意外に単発のアルバイトの方が今の月給より稼げる場合があります。

なので、もしもの為に看護師の派遣サイトに登録しておきましょう。

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上司に引き留められてやめれません。

上司に引き留められてやめれません。こういった悩みも転職活動では付き物です。

しっかりとした転職するといった決意を伝えることが大切です。

「私が実際に師長へ退職を申し出た例」

転職を決めておりまして、〇月いっぱいで退職させて頂きたいです。

当院でも日々、学ばせていただく事ばかりですが、救急看護師として3次救急施設でスキルUPしたいと考えております。

実際に転職先の面接日も決まっている状況です。

ご迷惑をお掛けすることは存じています。

申し訳ございません。

こんな感じです。

転職しようと考えている段階で上司へ相談することは良いことですが、引き留められたり、今年は居て欲しいなど、先延ばしにされる場合が多いです。

退職を勝ち取る方法

勤続の余地がなく、時期・進路が決まっていると伝える。

転職先が決まってから退職を願い出ることは、就業規則の範囲内であれば全然問題ないです。むしろこちらの方がすんなり退職できます。

社会人として、自己中心的かもしれませんが一歩踏み出す勇気が必要です。

円満に退職する方法・退職理由

先程、退職を押し切るような上司への退職願いの一例を紹介しましたが、

退職日までは、一カ月程度通常通り勤続することになります。

現在の職場を円満に退職するには、退職の意思や理由の伝え方が全てと言っても過言ではありません。

上司との面談の際に、退職理由は必ず聞かれます。

しかし、ネガティブな内容は避けましょう。

特に職場の人間関係や、給料に関する不満を退職理由として伝えるのは避けた方がよいです。

出産や育児などのやむを得ない理由や、美容に行きたい。急性期病院に行きたい。慢性期病院に行きたい。など、自身のスキルアップなどの前向きな理由がベターです。

また、現在の職場を円満に退職するには周囲への気配りや思いやりが大切です。

係・委員などの引き継ぎはできる限り退職日までに余裕を持って行いましょう。

まとめ

転職に必要なスケジュールの調整
  • 就業規則の範囲内であれば転職先が決まってから退職を願い出てても問題ない。
  • 最低でも希望退職日の一ヶ月前には申し出ましょう。
  • ダラダラ転職活動はしない。
  • 退職理由は、ネガティブな内容は避けましょう。

退職を勝ち取るために、上司にはしっかりとした転職するといった決意を伝え、勤続の余地がなく、時期・進路が決まっていると伝えましょう。

ここまで4部構成で、

「成功する看護師の転職方法」を紹介しました。

あなたも看護師として転職し、現在の不満や悩みを解消しましょう。

今より自分の求める条件で看護師をすることで、本当に人生変わります。

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